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十五代柿右衛門色絵地紋外縁木瓜式鉢

¥ 18,000,000 税込

加算ポイント:180,000pt

商品コード: H110213

左右16.5cm奥行13.5cm高5.5cm

数量

2年の歳月をかけて試行が重ねられ、盆栽鉢の「用の美」と柿右衛門色絵の融合が実現。盆栽界の歴史に輝く、業界垂涎の盆器が誕生!

 

商品解説

 この作品は現在の盆栽界で最も実用性の高い「奥行のある木瓜式」型。柿右衛門窯の作品は、ロクロのみの丸物以外、窯のある南川原地区で江戸時代から行われてきた「型打成形」によってボディが作られます。注目すべきは、ここまで盆栽を植えることを意識して作られた柿右衛門作品ははじめてであるという点。過去にも数は少ないが樹鉢は存在するが、丸鉢や他の焼き物からの流用の型がほとんどで、このような盆栽鉢として機能美に優れた柿右衛門作品は画期的と言えるでしょう。

 絵柄は落ち着きのある赤をベースに、小さな四弁花のような丸小紋を地紋として用いた作品。華やぎと温もりのある優しい図案で、樹の風情を高めてくます。第十五代酒井田柿右衛門がこの時代の中で生み出した現代の柿右衛門盆器。日本の焼き物の最高峰として世界中に知られる名ブランドが、盆栽鉢への深い理解と洞察を持って生み出した傑作です。共箱付き。落款は鉢裏に柿右衛門、箱蓋の裏書きに十五代柿右衛門。

 

 

日本磁器のふるさと・有田=伊万里の歴史と柿右衛門

 豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、佐賀藩祖・鍋島直茂が連れ帰った朝鮮陶工・李参平が1616年頃、有田泉山に良質の磁土を発見。青磁・白磁・染付などを焼き始めました。藩が御用窯を設けるなど窯業産業が発達し、当時世界を席巻していた中国染付磁器に倣った製品が生み出された。こうした中国明朝作品の模倣から確立されたのが「古伊万里様式」です。

 軽妙な味わいの中国・万歴赤絵などへの憧れが強まる中、1643年頃、ついに酒井田喜三右衛門(初代柿右衛門)によって赤絵付けが成功します。柿右衛門作品は全体に明るい発色で、赤は朱色がかった色に、緑の明るい青みがかった緑となり、ダミも薄塗りに変わりました。素地表面の色調も濁手(乳白色)という青みのないものとなり、そこに日本的に和様化された図案が施され、柔和で温かな白素地を活かした品格の高い赤絵作品が生まれたのです。これが「柿右衛門様式」です。

 また佐賀藩御用窯では、蒔絵や染織品などの「大名好み」を意識した青磁、染付、色絵など純日本風の独創的様式が生まれます。それが「色鍋島」です。こうして有田焼の三大様式「古伊万里」「柿右衛門」「色鍋島」が確立されました。

 1640〜1680年代、世界市場を占めていた中国磁器が内乱により輸出を中断。日本の磁器に注目が集まり、有田の黄金時代がもたらされたのです。その後、中国磁器の復活や欧州磁器の発展により世界市場での有田焼の需要は減ることとなった。

 輸出量の激減は柿右衛門窯も例外ではなく、明治に入り佐賀藩という後ろ盾も失う中、十一代柿右衛門が指揮をとって再興を目指します。遺志を継いだ十二代は酒井田に残る古文書を解読。長年の努力と研究によって1953年、250年振りに濁手の復刻に成功したのです。十三代は独自の意匠の創作に挑戦し、新境地を開拓。十四代は専攻して学んだ日本画の力量を活かして繊細な絵柄を描き、色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。そして2014年十五代酒井田柿右衛門が襲名されました。柿右衛門の美意識は400年近く途絶えることなく、脈々と受け継がれています。

 

 

※現品限りの商品です。

 

 


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作家プロフィール

十五代柿右衛門プロフィール

 1968年 佐賀県有田町に生まれる

 1991年 多摩美術大学絵画学科(日本画専攻)中退

 1994年 父・十四代柿右衛門に師事

 2010年 第45回西部伝統工芸展にて初入選

         第57回日本伝統工芸展にて初入選

 2012年 有田陶芸協会員となる

 2013年 第48回西部伝統工芸展に「錦唐梅文鉢」を出品、KAB熊本朝日放送賞を受賞

       重要無形文化財保持団体「柿右衛門製陶技術保存会」会長に就任

       日本工芸界正会員となる。

 2014年 十五代酒井田柿右衛門を襲名

 現在   日本工芸会西部支部常任理事

      有田陶芸協会副会長

      九州産業大学大学院芸術研究科客員教授

      佐賀大学芸術地域デザイン学部客員教授

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はがり【葉刈り】春に出た新芽を摘み取るのが芽摘みだが、その後に固まってきた葉を、葉柄を残して刈り取る技法。雑木盆栽、特に葉もの作りにおいて非常に重要な作業で、芽吹きの良い樹種なら、年間3〜4回可能。効率の良い小枝作りと樹勢の平均化の二つの目的がある。
水盤作りの名手・春松の水盤。水石・苔玉・草物に最適! 挿し木・接ぎ木・取り木など盆栽の繁殖に使う道具をピックアップ! とりき【取り木】幹を削って養分の通り道を遮断することで強制的に木質部に発根させ、その根の下部で切断、上の部分を植え込んで使う繁殖方法。盆栽の素材を得るために大変重要なテクニックで、改作にも活用でき、特に小品盆栽では取り木で作られた名品も多く見られる。樹種により適期は違うが、均等な根張りが得られるところと、模様・幹肌の良い部分だけを選択できるというのが最大の魅力である。 つぎき【接ぎ木】一般的には繁殖法の一つということになるが、盆栽づくりの上では大変重要なテクニックで、繁殖や枝作り、さらには根張り作りにまで応用できる。一口に『接ぎ木』といっても、様々な目的や方法があるので、ここに挙げる。 ●枝接ぎ・芽接ぎ フトコロ部に枝が欲しいが、追い込める芽がない場合など、枝や芽を接ぎ穂にして芽を得る ●根接ぎ 良い根張りを得るために、根張りの足らない部分に接ぐ ●呼び接ぎ 接ぎ穂にする部分を母木から切り取らず行なう接ぎ木。活着の難しい樹種(もみじなど)に用いられる ●通し接ぎ 幹に穴を開け、接ぎ穂を通して活着を待つ方法。樹種(もみじや楓など)や時期(5月下旬~6月上旬)を選ぶため、あまり一般的ではない その他、葉性や品種を変えたいときや繁殖法としてなど、接ぎ木の応用範囲は広い。接ぎ木で繁殖された素材は、花や実の着くのが早くなる。 とりき【取り木】幹を削って養分の通り道を遮断することで強制的に木質部に発根させ、その根の下部で切断、上の部分を植え込んで使う繁殖方法。盆栽の素材を得るために大変重要なテクニックで、改作にも活用でき、特に小品盆栽では取り木で作られた名品も多く見られる。樹種により適期は違うが、均等な根張りが得られるところと、模様・幹肌の良い部分だけを選択できるというのが最大の魅力である。

つぎき【接ぎ木】一般的には繁殖法の一つということになるが、盆栽づくりの上では大変重要なテクニックで、繁殖や枝作り、さらには根張り作りにまで応用できる。一口に『接ぎ木』といっても、様々な目的や方法があるので、ここに挙げる。 ●枝接ぎ・芽接ぎ フトコロ部に枝が欲しいが、追い込める芽がない場合など、枝や芽を接ぎ穂にして芽を得る ●根接ぎ 良い根張りを得るために、根張りの足らない部分に接ぐ ●呼び接ぎ 接ぎ穂にする部分を母木から切り取らず行なう接ぎ木。活着の難しい樹種(もみじなど)に用いられる ●通し接ぎ 幹に穴を開け、接ぎ穂を通して活着を待つ方法。樹種(もみじや楓など)や時期(5月下旬~6月上旬)を選ぶため、あまり一般的ではない その他、葉性や品種を変えたいときや繁殖法としてなど、接ぎ木の応用範囲は広い。接ぎ木で繁殖された素材は、花や実の着くのが早くなる。
春咲き種の花が終わったこの時期は寄せ植えや草玉づくりの適期です。単独でも複数でも好きな種類を選んで草玉仕立てを楽しんでみましょう。 日本彩画陶磁の三大源流の九谷焼。赤・黄・青(緑)・群青・紫の五色を使った重厚な五彩色の構図が特徴。 梅雨が明けると、一気に鉢土の乾燥が早まります。いつもは出かける直前にすましていた水やりも、少し早起きしてその時間を作らなければなりません。一日に3回の水やりができれば、ほぼ水切れで枯らすことはありません。でも、そうはいかないのが勤め人のつらいところ。朝夕2回の水やりだけで、この夏を越さなければなりません。決して無理なことではありませんが、それなりの対策はしておかなければならないでしょう。 まず直射日光に弱い樹種を半日陰の場所へ移動します。蝦夷松、さつき、アジサイ、紅葉を楽しみたい樹種などです。 寒冷紗 (かんれいしゃ)などの設備があれば一番ですが、なければ塀や棚下、よしずなどを利用して、午後2時以降の西日をカットできるようなところにおきます。 次に一日中しっかり陽にあてなければならない樹種の内、水切れに弱いもの、乾きの早い鉢などをなるべく同じところにまとめておきます。これで水やり作業がずいぶん単純化されます。 小品盆栽は浅いコンテナなどに砂利を敷き詰め、そこに半分くらい鉢を埋めるようにしておけば、かなり水切れが防げます。 そうした上でまだ水保ちに不安がある樹は、大きめの駄温鉢に埋めて二重鉢にしたりして対応すればよいでしょう。表土に水着を敷き詰めておくだけでもかなり水保ちがよくなります。 根が原因で起こる生理障害は、葉先から症状が現れます。葉の先端が茶色くなってきたら根が傷みはじめていると考えてよいでしょう。 水切れなどによって生理障害を生じた樹は、半日陰に移動して鉢を傾け、 葉水 を主体に管理します。いつも以上にたくさんやりたくなるのが人情ですが、根が傷んでいるので、通常より吸収力が低下しています。ドボドボと水をかけてもなかなか鉢土が乾かず、かえって根の状態を悪化させるだけなので、水のやりすぎに注意しなければなりません。 第15回現代小鉢作家展おいて初出品ながら釉薬の部金賞を見事受賞した注目作家。現代釉薬鉢づくり福田茂氏の一門で茂氏の叔父にあたる。 日本古窯で今の奈良市で焼かれた陶器。明治期には交趾写しを中心に優品を作り、支那色鉢を彷彿させる出来映えで人気を博す。 (でんいちばち) 兵庫県は丹波立杭で生産されている鉢で、関西を中心として全国の山野草愛好家やプロから高い評価を得ている「伝市鉢」。その最大の特徴は機能性で、鉢壁の通気性と排水性、そして鉢穴の大きさにあります。鉢の中にたっぷりの酸素が取り入れられ、かつ不要な水分が速やかに排出されるため、植物の根にとって最高の環境づくりを実現しています。 整姿で使われる針金は「銅線」と「アルミ線」の2種類。 銅線は1年以上針金をかけたままで枝の形を整える松柏に向いています。 アルミ線は銅線に比べて硬度は落ちますが、幹肌への当たりが柔らかいため、樹皮が柔らかい雑木類に使われることが多いです。 展示会シーズン到来 丹精込めた盆栽の魅力を更に高める卓選びをお楽しみください。 京焼・清水焼の窯元「陶葊」とKINBONのタッグによるオリジナル盆栽鉢! 中国宜興で生み出された高品質な色鉢。 風合い豊かな本場・中国の南蛮。文人木や草物の寄せ植えなどに! 瀬戸の名人・寺畑陶園の真山(まざん)。用の美を追究した作品は国内外で人気が高い。 寺畑陶園の真山(まざん)鉢。瀬戸の名人が手掛ける”用の美”を追求した作品は国内外の愛好家より絶大なる人気を誇る。 瀬戸の名人・真山の娘にして寺畑陶園の二代目。女流作家ながら職人気質の里美が手掛ける作品は国内はおろか海外でも評価が高い。 実付けの必需品 第16回現代小鉢作家展絵鉢の部金賞受賞作家! 常滑高級鉢のメーカーとしては最大手として活躍してきた山秋製陶。 瀬戸の老舗・寿悦の作品 本場・中国宜興の手づくり高級色小鉢! リーズナブルな価格ながら本格派の色小鉢! カワイイ南京の絵付鉢! イタリア製盆栽作業台 人気の泉山鉢から一流職人による手描きの高級鉢! 常滑の老舗・角山陶園の五代目。陶号を幸峰として独自の加飾鉢などを手掛ける。 日本陶器の代名詞・薩摩焼を牽引してきた400年続く伝統の窯元「沈壽官」の貴重な盆器! 瀬戸の老舗・文山窯。小品盆栽・ミニ盆栽に最適! 釉薬の一点物を手掛けるこだわりの作家! 江戸末期より180年続く伝統の渋草焼柳造窯の作品を紹介。 世界に名だたる名ブランド・柿右衛門の貴重盆栽鉢をご紹介 九谷焼の「藍九谷」を伝承する女流作家・九谷理節の盆栽鉢をご紹介! ★KINBON WEB SHOP限定バーゲン★ ◆2022年9月20日15時OPEN 2022年9月30日15時CLOSE◆

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