九輪蒼雲釉楕円水盤
この商品は月刊「近代盆栽」2026年1月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をWeb上で公開しております。
商品解説
細かな斑紋が文様のように浮き出た釉薬が美しい作品。裏薬まで施された丁寧な仕上がりで、水石の他に石付盆栽と合わせても上品な飾りが演出できるだろう。共箱付。落款:九輪自造
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作家プロフィール
陶名:九輪(くりん) 本名:加藤 正。(1936~) 栃木県佐野市出身。
観世流謡曲家で絵画・古陶磁蒐集が趣味だった父の影響を受け、25才から陶芸の道に入る。独学で朝鮮、唐津、辰砂、蕎麦など茶陶をつくり公募展等へ出品。各賞を受ける。陶号「九輪」は仏塔の屋根に立つ相輪に由来。盆器製作については、一時小鉢づくりに手を染めたが、1983年頃から景道家元・片山一雨師のアドバイスを得て水石水盤を主力とする。独自の釉薬を創製、特に蒼雲(そううん)釉と名付けた瑠璃釉の一種などは重厚の中にも洒脱さを見せて好評を博した。
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