3.完全に乾ききる前に水をあげるのがコツ
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※土が乾いているかをチェック。7〜8割乾いたタイミングが水やりの理想。

 

樹に水をあげるタイミングは、鉢が乾いて土の表面が白っぽくなった頃が目安とされます。

水切れで枯らすことを恐れるあまり、頻繁に水を与える人も見受けられますが、これは少々問題があります。

 

過保護は厳禁

 

土が充分に乾く前に水を与えた場合、用土内は常に水分を含んだ状態、例えるなら水瓶の中に樹を入れて育てているのと同じになります。

これでは植物は呼吸ができなくなり、根腐れなどを起こす危険性が高くなります。最初の水やりから徐々に土が乾き始め、7~8割乾いたかなと思われるタイミングで再び水を与えるのが理想。過保護は、放置するのと同じく厳禁です。

 

時間を決めて水やりがおすすめ

 

そうかといって、一日中つきっきりで樹を観察するわけにもいきません。まずは、時間を決めて水やりをすることをお勧めします。
植物はおかれた環境に適応する能力を備えています。同じ時間・タイミングできちんと灌水すれば、徐々にその灌水サイクルに慣れてくれます。

また時間を決めて生活のローテーションに組み込んでおけば、水やりを忘れるといった事態も防ぐことができるでしょう。

「春・秋は一日1~2回、夏場は2~3回、休眠期(冬)は2~3日に1回程度」を目安に、ご自身の生活サイクルに合わせて水やりの時間を決めるようにしましょう。

 

ジョウロ

※盆栽専用のジョウロ(左)・園芸用ジョウロ(右)の違い。柔らかな散水の方が水に空気が含まれやすく、表面の土を崩さないなどの利点がある。多少高価でも、盆栽専用のジョウロ・ハス口を選んだ方が良い。

 

ノズル

※ホースの先端に付けられるノズル(真鍮ノズル・コック付き)も便利。

 

 

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