月之輪正泉-日本絵付小鉢の最高峰「涌泉」の作風を継承する鉢作家

作家プロフィール

月之輪正泉

陶号・月之輪正泉(つきのわしょうせん)
本名・加藤正樹。昭和53年生まれ。戦後の日本絵付小鉢の最高峰と謳われる「月之輪涌泉」を祖父に、清水焼のロクロ師であり名手と称された「月ノ輪春石」を父とする陶家に生まれる。15才より京都・清水焼の陶工の道に進み、ロクロ技術は春石に、絵付け技術は清水焼の絵付け師・村田六斎に学ぶ。

樹鉢作家としての月之輪正泉

本格的に樹鉢を制作するようになったのは平成18年頃。実父である春石は月之輪涌泉が制作(絵付け)する鉢の成型を担当していたこともあり、若い頃から春石より鉢づくりの基本を学んでいた。

鉢制作を手掛けるようになるまでの30年近い陶工としての経験。さらに春石直伝の成型技術と涌泉を彷彿とさせる絵付けの筆致。樹鉢作家としての活動はまだわずかな期間だが、柔らかく精緻な筆致や樹鉢としてのバランスの良さは、「涌泉の再来」として盆栽界において高く評価される。

本業の傍らでの作業であり、また仕上がりに対する徹底したこだわりから、制作される枚数は月にわずか数枚程度。すべてが一枚ものの手作りで、量産品を手掛けないのも正泉のこだわりとされる。初期は月之輪涌泉の作品を題材にしたものが中心であったが、近年は独自の題材に挑むなど、作家としての新たな境地を切り拓きつつある。

成型絵付け

小社取り扱いの正泉鉢には保証書を添付

保証書

小社が扱う月之輪正泉の作品は全て、共箱・共布がセットされています。また正泉手作りの証として、写真・番号と正泉の落款が入った保証書も添付しています。